台湾と中国に拠点がある、SZ Express が、あらたな製品ラインとして取り扱いを始めました。
製品としては、HTシリーズ、GXVシリーズなどのATA やIP電話機、そして、ビデオフォンなど。
詳しくは、下記
http://www.szexpress.jp/product-list/23
http://www.grandstream.com/
湯けむり泉遊会 |
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IP電話の世界では、長年定評あるGrandstream のIP電話機や ATA (アナログ電話アダプター) の日本向けの販売が本格化してきました。
台湾と中国に拠点がある、SZ Express が、あらたな製品ラインとして取り扱いを始めました。 製品としては、HTシリーズ、GXVシリーズなどのATA やIP電話機、そして、ビデオフォンなど。 詳しくは、下記 http://www.szexpress.jp/product-list/23 http://www.grandstream.com/
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光電話はIP電話化されていますが、技術情報がユーザに公開されていませんから、そのまま家の外でiPhoneやアンドロイドのスマフォで利用することは難しいです。
しかし、IP PBXでそれが可能になることは前回説明しました。 設定は難しくはありません。特に、プロバイダーの契約を固定アドレスにすることで、ややこしいDDNSの設定など不要になりますから、構成は随分とすっきりします。 固定IPは安いところでは、IPがひとつで、一ヶ月あがり1000円ちょいで契約できます。GMOトクトクBB というプロバイダーなどです。 これから光電話に変更したいという人はこれらプロバイダーを通してNTTへ申し込むと、いろいろと特典があることも多いので、要検討の価値はあります。 使いやすい IP PBXの MINI-100 Pro を例とした、全体の構成は下記のようになります。MINI-100 Pro は業界標準のAsterisk というアプリが載った、アプライアンス型の IP PBXです。普通はAsterisk へNTT 光電話を直収するのは、クセがあり苦労するのですが、 MINI-100 Pro の場合はそれらのコンフィギュレーションがプリセットされていますから、とても簡単です。 よくご存知のコードレス電話、これは、家庭用の加入電話を無線により、電波の届く範囲であれば自由に利用できるわけで、とても便利なもので、最近は多くの家庭やオフィスで利用されています。
そのコードレス電話を、家の外に持ち出して利用できたら、随分と便利だとおもいませんか? 国外で利用できたらもっと便利ですね。もちろん家では、イエデンワ、外では、携帯、という棲み分けもありますが、ひとつの番号で、移動中でも、また海外渡航先でも利用できたら、とても便利です。 それを実現できるのは、IP電話システムです。VoIPシステムとも呼ばれています。NTTの光電話もそのIP電話なのです。 NTT光電話は相手先が、加入電話の場合、日本全国一律8.4円/3分、で掛けることができる、などと、通話料金は従来の加入電話契約に比べると、安い設定です。 このひかり電話は、先ほど説明した、VoIP技術で光回線を利用するIP 電話です。IP電話ですが、その接続情報は非公開となっていますので、IP電話でありながら、Skypeのように、どこででも利用できるわけではありません。残念です。 しかし、提供される光電話ルータには、IP電話機を子機として利用することが許されています。従ってiPhoneにインストールしたソフトフォンアプリで、通話もできますが、その接続は同一のLANに限られます。つまり、多くの場合は、その建物の中というわけです。 インターネットを介しての接続は、このままでは、残念ながら出来ません。VPN を構築すれば可能かとは思います。 このままでは、家の外で利用など、とても出来ませんね。一工夫が必要となります。 それよりも簡単な方法があります。それは、IP PBXという交換機を用いるのです。交換機といっても、オフィスにある、電話交換機のように大きなものではなく、手のひらに乗る小型のものもあります。 以下の記事に詳しく述べられていますが、MINI-100 Pro という、IP PBXで、インターネットを経由して、その光電話の送受信を離れた地点で可能にしています。つまり、コードレス電話の受話器を、家の外や、海外にまで持ちだして利用するのと同じことになります。但し、インターネットの接続が必須条件となります。iPhoneやアンドロイドのスマフォでも可能です。それらスマフォは3GとかLTEでインターネット接続が必要となります。 http://blog.akkord.com/blog/index.php?itemid=441 約2年前の、ある人のブログを発見しました。
IP PBXで、ワールドワイドに内線化する活用方法などを紹介、されていました。 一般の人に分かりやすいように簡潔にまとめられていました。 Asterisk オープンソースのIP-PBXでワールドワイドに内線化 国際ローミングをご存知ですか? NTT Docomoでは、WORLD WING、ソフトバンクでは、世界対応ケータイとか、国際最ービスなどとなどと、魅力的な言葉でサービスを謳っています。 日本の携帯キャリアが提携している海外通信事業者と結託して、渡航先のサービスエリアで利用させ、ユーザが気が付かないうちにベラボウな料金を請求されるかもしれないという仕組みです。 サービスというより、罠といったほうがいいかもしれません。もちろん、後で問題にならないように、説明書には保険の注意事項のような説明が、決して目立たないように、細かく書いてはあります。 日本の携帯をそのまま海外へ持ち込んで日本からの通話をそのまま受信すると、着信料がチャージされます。 説明書を見る機会のある人は、納得できるかもしれませんが、多くの場合、海外にそれら日本の携帯を持って行くと、現地で電源をいれるとすぐに使えてしまう場合もあるので、要注意です。 Docomoの場合、例として台湾で受信すると一分毎に145円かかります。送信者は日本の料金のままです。台湾から日本へ掛けるときは一分毎に175円かかります。だから例えば、3日間の滞在中に1分間以内の短い通話でも10回掛かってきて、日本の友人に10回ばかり掛けたとしたら、これだけで、3,200円かかる計算となります。 10分以上の長電話を、いつもの調子でしたら、どうなるか、お分かりですよね。 もっと恐ろしいのは、3G携帯や、スマートフォンで海外ローミングでデータ通信をすることです。これは別な機会に説明いたします。 以上の問題を回避して、なおかつ、海外にいても緊急な受信ができるようにする方法を幾つかご紹介します。 1. 渡航先で利用できる携帯電話をレンタルか購入し、現地に渡った瞬間に、現地のSIMカードを購入する。日本の携帯も持っていくが、受信時に番号だけ表示が見えるようにし、決して電話は取らない。日本の携帯はデータモードはオフにする。インターネット接続は現地で利用できる携帯で、現地のデータサービスを使うか、WiFiのホットスポット、もしくはホテルだけで利用する。 2. 日本国内から "海外へ安く転送できる番号" を確保して、渡航先で現地のSIMカードを購入し、現地の携帯番号を利用できるようにする。日本の携帯は渡航前にSIMカードを抜くなどして、現地では利用できない状態にしておく。また日本の携帯番号は転送モードで、"海外へ安く転送できる番号サービス" に転送できるように出発前に設定する。 3. スマートフォンの場合、現地でデータサービスだけ利用出来る場合は、それを利用し、IP電話番号を別に取得しておく、IP電話番号は、NTTコミュの050plus、Skype、Fusion IP-Phone SMART、G-Call 或いは、数ある海外ITSPサービスでアカウントで日本の番号が使えるものを用意する。日本の携帯の番号は2. と同様に、転送モードにしておく。現地でデータサービスが受けられない場合 (SIMロックのかかったスマートフォンなどの場合)、WiFi やホットスポットで限られた環境だけで我慢するか、あるいは、ポケットルータを用意し、それに現地のデータサービスのできるSIMカードを購入し差し込んで利用する。 4. ホーム用、あるいは、SOHO用にIP PBXを用意し、それに日本の番号050番号を入れ込み、普段から、スマフォを子機 (内線用番号)としても利用する。海外渡航時にはスマフォを上記3 と同様に現地のデータサービスが利用出来るようにする。 さあ、これら、理解できましたか? これから、4回に渡って、噛み砕いて説明していきます。 参考サイト: 050 IP 電話番号ユーザに、もうひとつ選択肢が。 国際ローミングでトラブル、国民生活センターが注意呼びかけ iPhone海外利用・意図せぬ高額利用料の請求で困っています ITSPトランクをインストールして出荷。IP-PBX BTO版。 VoIP と iPhone で究極のバーチャルオフィス IP PBXにITSPを外線として利用することが一般的ですが、その設定など、多少の専門的な知識が必要です。
ITSPのトランクライン設定を予め、注文し、出荷できるBTOタイプのITSPが近々登場します。 様々な特長があります。 詳しくは IP PBX Facebook page をご覧下さい。 台湾でVoIPサービスをスマホで使いたいがどうしたらいいかとの質問が来ています。 このスレッドに情報をまとめます。 着信もできること、というのが前提だそうです。 この場合の着信は、固定網、携帯網、つまりPSTN (公衆交換電話網)からのコールを直接、スマホで受信したいのだと、解釈しました。 つまりDID (direct inward dialing)番号をサポートしたVoIPサービスということになります。 わかりやすく言うと、日本の東京なら03、大阪なら06、あるいは全国的に普及しつつある050で始まる番号でもいいかもしれませんが、このような番号に相手が電話した場合に、スマホで受けられるということです。 なぜ、スマホでないといけないか、というと、スマホであれば、インターネットに直接、接続できるIP電話アプリが有料、無料と各種あるからです。一般の携帯ですと、携帯電話網を経由して受信するので、その分、通信会社に支払いが発生してしまいます。通話料を安くしたいという目的にはそぐわなくなります。 スマホ以外でも、専用のIP電話機でももちろん構いません。またノートパソコンやタブレットPCでも、IP電話アプリが揃っていればそれでも構いません。 話を戻します。DID番号を持ったVoIP通信サービスは、各国にいろいろあります。しかし、今回は台湾のDIDということに限ると、その選択肢はとても少なくなります。 台湾は、070で始まる番号のみを、DID番号として開放しています。日本で言う、050に相当するものです。 これらを商業ベースで販売しているのが、台湾に数社あります。 代表的なのが、Fareastone と Chief とう会社です。 それぞれ、070の番号をポストペイで契約できます。Chiefに関してはプリペイ式の契約も可能です。 02 (台北地区)や06(高雄地区)などに代表される固定電話網は、VoIP用には開放されていません。 海外でDIDの販売をしている業者がいくつかあるのですが、台湾の固定電話(例えば台北市なら02)は販売されていません。おそらく台湾の通信に関する法律がこれをまだ許していないからだと思わます。 アイルランドに本拠を置く、mydivert.com というインターネット電話専門の会社 (これをITSPと呼びます)では、台湾の携帯電話に割り当てられた番号を販売しています。097で始まる番号です。台湾の会社ができていないことを、どうして、このアイルランドの会社が可能なのかはよくわかりません。 台湾の場合、097のほうが、台湾の一般の人には受けが良いかもしれません。070で始まる番号は、まだそれほど馴染みがないのです。相手が着信したときに、070の表示があると、なんだろう、と思う人もかなりいます。この番号から掛かってきた番号を取ると、余計な料金が課金されるのでは、と疑うひともいる位です。まだまだ、通信業者の、告知や広告が広く行き渡っていないのです。 このmydivert.com ですが、その097の番号ですが、毎月10ユーロかかります。月額基本料と考えて差し支えありません。番号維持費用と考えても構いません。台湾では携帯電話通信会社との契約で番号をとると、安い所で、月額280元程度です。ですから、月額基本料金としては、安い部類ではありません、しかし、表にあるように、発信時に課金される通信費やとても安いです。 通話料金、つまりこのDID番号をもった、端末、この場合はスマホから、発信した料金は、というと、これもとても安いのです。 先に紹介した台湾の通信業者2社にくらべても、とても安いのです。 決定は、支払いがプリペイでしか対応していないのと、単位がユーロで、支払い方法がクレジットカードか、paypalという電子マネーにのみ対応していることです。プリペイなのですが、なんせ、料金が安いので、一度、たとえば20ユーロを入れておいても、普通の使い方をしていると、通話料金に関しては、なかなか減りません。 もちろん、受信するだけだと、月額費用以外は、一切かかりません。 比較を台湾元で行います。 さて、肝心なのは、これらのDID番号をどうやって利用するかということですが、それは次回に説明します。 VoIP用語集 - VoIPやIP PBXでよく使う用語を集めました。
電話番号というのは、普通は各国の番号をそれぞれの国にいて、使うのが当然ですね。しかし、バーチャル番号という仕組みを使うと、例えば、台湾の携帯番号を、日本やインドで利用できるのです。 そんなことが何で必要かと不思議に思うでしょうね。 私の知り合いのインドの電子商社は、台湾の会社と取引しています。メモリーチップやモジュールの取引は、相場ものです。常に価格が変動するので、株の売買の如く、いつも電話で売り買いの指示を出しています。最近流行りの電子取引にしないのかと、不思議に思うのですが、やはり相手の声を聞きながらでないと、調子が出ないようです。 そのインドの会社の社長は、常に、携帯で頻繁に国際電話で台北の会社へコールしています。それなりに、毎月高額な電話料金を払っていたようです。 また、仕入れ先も、これに合わせるように、台湾から、ニューデリーに国際電話をせざるを得なかったようです。 今回、例のバーチャル台湾携帯番号を、そのインドの友達のiPhoneで使えるようにしてあげました。 バーチャル番号を本格的に使うには、つぎのプロセスが必要となります。 ニューデリーで、台湾の番号はバーチャルになるわけで、実際に台湾にいないのに、あたかも台湾にいるように振る舞えるわけです。 ニューデリーで発信すると、料金は台湾で電話するのと同じかそれよりも安くなります。料金だけでなく発信者番号が、台湾の携帯番号になります。0973xxxxxxx という形に。台湾の人が、その携帯で受信すると、あたかも台湾から電話が来たように、表示されます。 この番号に、かけ直すと、ニューデリーにいる、その社長のiPhoneに繋がります。 台湾の業者さんにも、メリット多大です。いちいち、国際電話で、ニューデリーの番号に掛けなくても、台湾の携帯電話番号(のように見えるバーチャル番号)に、掛けるだけで、ニューデリーのお客と話ができるのです。料金はもちろん、台湾国内から台湾国内への携帯電話の通話料金だけです。 このようなバーチャル番号は、欧米の会社が主に、販売しています。価格は、販売する会社によっても異なるし、そのバーチャル番号の国籍によっても価格は異なりますが、先の台湾の携帯番号は9.5ユーロドルです。日本円では、1,100円程度ですね。受信するだけなら、毎月この金額だけです。 もし、この番号で発信すると、台湾や日本の国内通話料金と同等か、それ以下の通話料金だけで済みます。 詳しい申し込み方法などの説明は別な機会に譲るとして、どのような、しくみになっているかは、図を参照ください。バーチャル番号を使う方法は、大きく分けると3通りあります。 1. バーチャル番号を販売しているアイルランドの会社の転送サービスを利用する。 転送毎に、転送費用が発生します。しかし、この料金は、格安国際電話の部類です。Skype out よりも安いと思います。転送先が、一般の固定電話または、携帯電話なので、一切のハードウエアの投資が要りません。しかし、通話は受信オンリーなど、機能は制限されます。 2. IP電話機または、iPhoneなどのスマートフォンを使い、インド側もVoIPにし、アイルランドの会社のサーバーと、SIP端末の登録をする。 これにより、バーチャル番号と、SIP 端末が、一対一になり、すべてのバーチャル番号へのコールが、そのIP電話機、またはスマートフォンで受信できます。但し、スマートフォンは、3GまたはWiFiでインターネットに接続されていないといけません。スマートフォンの場合は、VoIPアプリも必要です。iPhoneの場合は、バックグラウンドでもよく働いてくれる、AcrobitsのSoftphoneなどが、良いかと思います。 3. 上記の1.2.の場合は、個人やSOHO向けです。さらに、進化したスタイルは、IP PBXを用意し、それに、バーチャル番号を登録することです。 すると、こんな状況が可能になるんです。例えば、 3.1 インドの彼が、台湾からの通話中に、別な台湾の会社からコールがあったときに、話し中にならないで、ニューデリーオフィスの秘書が別なIP電話で、対応する。 3.2 彼が受けた電話を用件を処理してもらいたいスタッフに転送したい。その場合、通話を保留し、転送する。 3.3 iPhoneの内線と、別な内線と通話する。別な内線とは、インド国内のみならず、別な外国でも良いのです。インターネットが使える場所ならどこでも。 その他、もっともっと、いろんな機能があります。大事なことは、SIPトランクという、接続方法でIP PBXと繋いでいるので、バーチャル番号がひとつでも、2チャンネル、もしくは4チャンネル(香港の場合は4チャンネル)と言うように、多重通話が可能になるということです。 ところで、インドの彼は、香港に取引用の会社を持っています。といっても、よくある、ペーパーカンパニーです。HSBCのネット銀行機能をフルに使い、香港の会社を通じて、取引することで、大幅に節税をすることができます。インドの複雑な税法をバイパスすることもできます。 いままでは、香港に番号といえば、プリペイドの携帯番号しかなく、後は、会社を登録してある、会計士の電話番号だけでした。名刺にある電話に電話すると会計事務所が応答します。あまり、体裁がよくありません。 香港の番号も欲しいと言われ、また、このアイルランドの会社から購入しました。月額が6.95ユーロです。日本円にして、790円程です。番号は、3051xxxx というような番号でした。 これも、同じくPBXに登録して、同じ内線で受発信できるようにしました。発信する場合は、台湾番号で発信することも、また、香港番号で発信することも区別ができます。 このことは、重要です。最近は携帯電話の普及で、発信者番号の認識が高まりました。世の中、誰から掛かってきた電話かとても気になるようになってきました。通話が話し中の時や、不在の時、その通話記録を元に、相手にかけ直すこともできるようになりました。 この仕組でも、台湾の会社へ掛けるときは、台湾の番号を表示し、香港の番号へ掛けるときは、香港の番号が表示できると、相手に取ってとても親切になります。 ということで、バーチャルオフィスとバーチャル番号が融合して、とても便利になりました。それにしてもiPhoneは凄い機能です。 なお、iPhoneで重要なことがひとつあります。このように、VoIPのIP電話機能やスカイプを使いまくると、バッテリー切れがすぐに発生します。予備の外付けバッテリーを忘れずに用意しましょう。電池切れで、相手からの通話が受けられないことほど、恥ずかしいことはありません。 |
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作者プロファイル台湾の温泉にハマリすぎた、還暦にちかいオジサン。出たり入ったりのこの生ぬるさと後ろめたさをたまらない魅力と感じている。 アーカイブ
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